ShopifyからFacebookカタログに国別フィード・言語フィードを追加する方法

商品フィード 8分で読めます Updated Oct 10, 2026

Facebookの国別フィードや言語フィードを使えば、カタログを2つ作らなくても、1つのMetaカタログでフランスの買い物客には現地価格を、フランス語を使う人にはフランス語のタイトルを表示できます。Metaはこれをローカライズされたカタログと呼んでいます(ヘルプセンターでは「カタログをローカライズする」と表現)。メインフィードはそのまま残し、その上に追加のフィードを重ねる仕組みです。追加フィードに必要なのは、商品のidと、各行がどの国・言語向けかを示すoverrideカラムだけです。Awesome Feedsならこうしたフィードを自動で作成できます。メインフィードを複製し、複製したフィードを適切な通貨・マーケット・言語に向けて、override値を入力し、そのURLをコマースマネージャに追加するだけです。このガイドでは、overrideのコードや多くの人がつまずく商品IDのルールも含めて、アプリ側とコマースマネージャ側の両方の手順を解説します。

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1 Facebookの国別フィードと言語フィードの仕組み

メインフィードには、すべての商品とその詳細情報が含まれています。国別フィードと言語フィードは補助フィードです。Metaはそれぞれのアイテムをidでメインフィードのアイテムと照合し、その国にいる人やその言語を使う人にローカライズされた値を表示します。ローカライズフィードに含まれていない項目は、メインフィードの値が使われます。どちらが必要かは、何を切り替えたいかによって決まります。
• 国別フィード:買い物客がどこにいるかによって変わる情報向けです。価格、セール価格、通貨、在庫状況、商品リンク(例:.frのストアフロントやShopify MarketsのURL)など。override値はFRのような2文字の国コードです。
• 言語フィード:買い物客がどの言語を使っているかによって変わる情報向けです。タイトルと説明文など。override値はfr_XXやde_DEのようなMetaの言語コードです。
広告でもショップでも、Metaが買い物客ごとに適切なバージョンを自動で選びます。

2 国別フィードか言語フィードかを選ぶ

海外販売をしているShopifyストアの多くは、まず国別フィードから始めるのがおすすめです。違う通貨で価格が表示される、間違ったストアフロントに飛ばされるなど、売上を失う原因を解消できるからです。Shopifyで翻訳を公開していて、買い物客の言語で広告文を表示したい場合は言語フィードを追加しましょう。両方が必要なストアは、マーケットごとに国別フィードを1つ、言語ごとに言語フィードを1つ作成します。どちらのタイプでも項目を削る必要はありません。アプリはすべてのフィードに全商品項目を出力し、Metaはフィードタイプに合ったローカライズ値を採用して、それ以外はメインフィードの値を使います。

3 メインフィードを複製する

メインフィードとアイテムが1対1で一致するローカライズフィードを作るいちばん簡単な方法は、メインフィードをコピーすることです。ダッシュボードでメインフィードのActionsメニューを開き、Duplicateをクリックします。アプリが「… (Copy)」という名前のコピーを作成します。コレクション、フィルター、バリエーション設定、Product ID formatはすべて同じなので、ステップ7でidが一致した状態が保たれます。次に、コピーのActionsメニューをもう一度開いてEdit (advanced)を選択します。後で区別しやすいように「Country feed: France」のようなわかりやすい名前を付けましょう。追加する国・言語ごとにこの作業を繰り返します。

メインのFacebookフィードを複製するために使うActionsメニューが表示されたフィードダッシュボード

4 国別フィード:通貨またはShopify Marketsの国を設定する

Product feed settingsで、コピーしたフィードをローカライズ対象の国に向けます。ストアでShopify Marketsを使っている場合は、Market countryをその国に設定します。するとアプリはそのマーケット独自の価格、通貨、ストアフロントURLを出力します。これはまさにFacebookの国別フィードに必要な内容です。Marketsを使っていない場合は、代わりにFeed currencyをその国の通貨に設定します。どちらか一方を使ってください。両方設定した場合はMarket countryが優先されます。初回にread_markets権限の承認を求められたら、承認してページを更新してください。国別フィードでは、Language (locale)とExport translated data?はメインフィードと同じ設定のままにしておきます。

Facebook国別フィード用のFeed currencyとShopify Marketsの国の設定項目

5 言語フィード:言語とURL形式を選ぶ

言語フィードの場合は、Multi-language supportまでスクロールします。Language (locale)を追加する言語に設定し、Export translated data?をストアフロントでの翻訳の配信方法に合わせて設定します。サブドメイン(fr.shop.com。この場合はTranslation subdomainも入力)か、フォルダ(shop.com/fr)のいずれかです。これで、コピーしたフィードはその言語の翻訳済みタイトル、説明文、商品リンクを出力します。初回はread_translationsとread_localesの承認を求められることがあります。承認してページを更新すれば、各項目が使えるようになります。すべての項目の説明は多言語・多通貨フィードをご覧ください。

Facebook言語フィード用のLanguage (locale)と翻訳URL形式の設定

6 override値を設定する

通常のフィードをMetaの国別フィードや言語フィードに変えるのがこの項目です。Override column for multi-language feedに、このフィードのすべてのアイテムからMetaに読み取らせたい値を入力します。アプリはこの値を、フィードのoverrideカラムとして各アイテムに書き込みます。
• 国別フィード:大文字2文字のISO国コード。例:FR、DE、GB、US。
• 言語フィード:Metaの言語コード。注意:パターンが統一されていません。_XXで終わる言語もあれば、ほとんどは国コードが付きます。Metaのリストからよく使われるものは次のとおりです。
• en_XX 英語、fr_XX フランス語、es_XX スペイン語、pt_XX ポルトガル語、nl_XX オランダ語、ja_XX 日本語、no_XX ノルウェー語
• de_DE ドイツ語、it_IT イタリア語、pl_PL ポーランド語、sv_SE スウェーデン語、da_DK デンマーク語、fi_FI フィンランド語、cs_CZ チェコ語、sk_SK スロバキア語、sl_SI スロベニア語、hr_HR クロアチア語、hu_HU ハンガリー語、ro_RO ルーマニア語、el_GR ギリシャ語、tr_TR トルコ語、ko_KR 韓国語、ar_AR アラビア語、he_IL ヘブライ語
• zh_CN 中国語(中国)、zh_TW 中国語(台湾)
それ以外の言語は、Metaのサポートされている言語と国のリストから正確なコードをコピーしてください。1つのフィードに入れられる値は1つなので、国・言語ごとにフィードを1つずつ作成します。メインフィードではこの項目を空欄のままにしてください。メインフィードにoverrideを設定すると、カタログ全体がローカライズされたコピーになってしまいます。

国別フィードならFR、言語フィードならfr_XXを入力するOverride column欄

7 Product ID formatをメインフィードと同じにする

Metaは、ローカライズされたアイテムとメインフィードのアイテムをidのみで紐付けます。2つのフィードでidの形式が異なると何も一致せず、ローカライズフィードは何の効果もありません。コマースマネージャでは、通常missing(見つからない)または一致しないoverrideとして表示されます。複製したフィードは同じProduct ID format(Advancedエディタ下部のOther settings内)になっているので、メインフィードと一致していることを確認し、変更しないでください。商品そのものについても同様で、ローカライズフィードでローカライズできるのはメインフィードに存在するアイテムだけです。id形式の詳細は商品IDとFacebookピクセルの照合をご覧ください。

メインのFacebookカタログフィードと一致させる必要があるProduct ID formatの選択肢

8 保存してフィードURLをコピーする

上部のバーから保存します。フィードが生成され、その後は商品の変更に合わせて自動で更新され続けます。ダッシュボードに戻り、新しいフィードの行で、gzip圧縮(.xml.gz)フィードURLの下にあるCopyをクリックします。これがFacebook向けのデフォルトかつ推奨のURLです。次のステップでコマースマネージャに貼り付けます。

Metaコマースマネージャに追加できる状態の、ダッシュボード上のgzip圧縮フィードURLとCopyボタン

9 コマースマネージャで国別フィード・言語フィードを追加する

Metaコマースマネージャで、メインフィードを使っているカタログを選択し、Catalogueタブを開いてData sourcesに移動します。続いて次の操作を行います。
• + Addをクリックし、ドロップダウンからCountry or language dataを選びます。
• Upload fileを選択し、ステップ6で設定したoverrideに合わせてCountry feedまたはLanguage feedを選びます。
• Scheduled feedを選択し、ステップ8のフィードURLを貼り付けて、Metaが取得する頻度を選びます(毎日がおすすめです)。
• フィードに名前を付け、Save feed and uploadを選択します。
新しいフィードがData sourcesに表示されます。正しく機能しているか確認するには、Productsタブを開いてアイテムをクリックし、商品ページで国または言語のドロップダウンを切り替えます。ローカライズされた価格、リンク、タイトルが表示されればOKです。何も変わらない場合は、メインフィードとidを比較してください(ステップ7)。コマースマネージャを開いているついでに、Settings → Localisationでデフォルトの国と言語が設定されていることも確認しておきましょう。

10 国・言語ごとに繰り返す

ローカライズフィードは1つにつき1つの国または1つの言語を対象とするので、1つずつ追加していきます。たとえば、フランス向けの国別フィード(FR、ユーロ)、イギリス向け(GB、ポンド)、フランス語の言語フィード(fr_XX)、ドイツ語(de_DE)といった具合です。追加が完了すると、そのカタログを使うAdvantage+カタログ広告やダイナミック商品広告が、国ごとに別のカタログを用意しなくても、買い物客ごとに適切な価格、通貨、リンク、言語を自動で選びます。

よくある質問

Facebookの国別フィードとは何ですか?

Metaカタログの補助フィードで、特定の国の買い物客向けに、価格、セール価格、通貨、在庫状況、商品リンクなど地域固有の情報を上書きするものです。各アイテムにはメインフィードと同じidと、FRのような2文字の国コードを入れたoverrideカラムが含まれます。アプリでは、メインフィードを複製し、通貨またはShopify Marketsの国を設定して、override欄に国コードを入力すれば作成できます。

Facebookの言語フィードとは何ですか?

特定の言語を使う人向けに、翻訳済みのタイトルと説明文をMetaに提供する補助フィードです。overrideカラムにはfr_XXやde_DEのようなMetaの言語コードが入ります。アプリでは、メインフィードを複製し、Multi-language supportで言語を選び、overrideに言語コードを設定します。これを機能させるには、ストアがShopifyで翻訳を公開している必要があります。

Facebookカタログのoverrideカラムには何を入力すればよいですか?

国別フィードなら大文字2文字のISO国コード(FR、DE、US)、言語フィードならMetaの言語コード(fr_XX(フランス語)、es_XX(スペイン語)、de_DE(ドイツ語)など)を入力します。1つのフィードに値は1つだけにし、メインフィードのoverrideは空欄のままにしてください。

言語フィードに使うFacebook(Meta)カタログの言語コードは?

Meta独自のリストに従い、パターンは統一されていません。英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、日本語、ノルウェー語は_XXを使います(en_XX、fr_XX、es_XX、pt_XX、nl_XX、ja_XX、no_XX)。それ以外の多くは国コードが付きます(de_DE ドイツ語、it_IT イタリア語、pl_PL ポーランド語、sv_SE スウェーデン語、zh_CN 中国語など)。パターンを推測して(de_XX、it_XXなど)入力してしまうことが、言語フィードが一致しないよくある原因です。

国別フィードと言語フィードのどちらを使うべきですか?

価格、通貨、在庫状況、リンクが国によって異なる場合は国別フィードを使います。これが最も一般的なケースです。広告テキストを翻訳したい場合は言語フィードを使います。両方必要なストアは、マーケットごとに国別フィード、言語ごとに言語フィードを追加します。

Facebookの国別フィードや言語フィードが機能しないのはなぜですか?

ほとんどの場合、商品IDが原因です。Metaはローカライズされたアイテムをidのみでメインフィードと照合するため、ローカライズフィードはメインフィードと同じProduct ID formatを使い、同じ商品を含んでいる必要があります。アプリでメインフィードを複製すれば、両者は同一に保たれます。override値も確認してください。言語コードは1つのパターンに従っていない(fr_XXなのにde_DE)ため、Metaのリストからコピーしましょう。また、コマースマネージャで一致するフィードタイプを選んだかも確認してください。

複数の国向けにFacebookカタログをローカライズするには?

国ごとにカタログを作るのではなく、メインフィードの上にマーケットごとの国別フィードを追加します。コマースマネージャではData sources → + Add → Country or language dataから行います。Metaのヘルプセンターでは「カタログのローカライズ」と呼ばれています。各国別フィードにはそのマーケットの価格、通貨、リンクが含まれ、商品のidでメインフィードと照合されます。

国ごとに別々のFacebookカタログが必要ですか?

いいえ。メインフィードに国別フィードと言語フィードを加えた1つのカタログで、すべてのマーケットに対応できます。Metaが買い物客ごとにローカライズされた価格、通貨、リンク、テキストを自動で表示するので、Advantage+カタログ広告やダイナミック商品広告を1つのカタログで運用できます。

Facebookの国別フィードでShopify Marketsの価格を使えますか?

はい。フィードのMarket countryをローカライズ対象のマーケットに設定してください。アプリはそのマーケットの価格、通貨、ストアフロントURLを出力します。これはまさに国別フィードに必要な内容です。そのうえで、overrideに同じ国の2文字コードを設定します。

メインフィードにoverride値は必要ですか?

いいえ、空欄のままにしてください。メインフィードはすべての買い物客にとってのデフォルトです。overrideを設定するのは、追加の国別フィードと言語フィードだけです。

Facebookは国別フィードや言語フィードをどのくらいの頻度で更新しますか?

コマースマネージャで追加したときに設定したスケジュールどおりに更新されます。アプリは商品の変更に合わせてフィードを自動で再生成するので、毎日のスケジュールにしておけば、ローカライズされた価格や翻訳をストアと同期した状態に保てます。