ShopifyからFacebookカタログに国別フィード・言語別フィードを追加する方法
Facebookの国別フィードや言語別フィードを使うと、2つ目のカタログを作らなくても、1つのMetaカタログでフランスの買い物客には現地価格を、フランス語を使う人にはフランス語のタイトルを表示できます。Metaではこれをローカライズされたカタログと呼んでいます(ヘルプセンターでは「カタログをローカライズする」と表現されています)。メインフィードはそのまま残し、その上に追加のフィードを重ねる仕組みです。追加フィードに必要なのは、商品のidと、各行がどの国・言語向けかを示すoverrideカラムだけです。こうしたフィードはAwesome Feedsで作成できます。メインフィードを複製し、コピーを適切な通貨・マーケット・言語に向け、override値を入力して、コピーのURLをコマースマネージャに追加するだけです。このガイドでは、アプリ側とコマースマネージャ側の両方の手順を、overrideコードや多くの人がつまずく商品IDのルールも含めて解説します。
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1 Facebookの国別フィードと言語別フィードの仕組み
メインフィードには、すべての商品とその詳細情報が含まれます。国別フィードと言語別フィードは補助的なフィードです。Metaは各アイテムをidでメインフィードのアイテムと照合し、その国にいる人やその言語を使う人にローカライズされた値を表示します。ローカライズフィードに含まれていない項目は、メインフィードの値が使われます。どちらが必要かは、何が変わるかによって決まります。
• 国別フィード:買い物客がどこにいるかで変わる情報向け。価格、セール価格、通貨、在庫状況、商品リンク(たとえば.frのストアフロントやShopify MarketsのURL)など。override値はFRのような2文字の国コードです。
• 言語別フィード:買い物客がどの言語を使うかで変わる情報向け。タイトルと説明文。override値はfr_XXやde_DEのようなMetaの言語コードです。
広告でもショップでも、Metaが買い物客ごとに適切なバージョンを自動で選びます。
2 国別フィードか言語別フィードかを選ぶ
海外販売をしているShopifyストアの多くは、まず国別フィードから始めるのがおすすめです。違う通貨で価格が表示される、間違ったストアフロントに飛ばされるなど、売上の損失につながる問題を解消できます。Shopifyで翻訳を公開していて、広告文を買い物客の言語で表示したい場合は、言語別フィードを追加しましょう。両方が必要なストアは、マーケットごとに国別フィードを1つ、言語ごとに言語別フィードを1つ作成します。どちらのタイプでも項目を削る必要はありません。アプリはすべてのフィードにすべての商品項目を出力し、Metaはフィードタイプに合ったローカライズ値を採用して、それ以外はメインフィードの値を使います。
3 メインフィードを複製する
メインフィードとアイテムが完全に一致するローカライズフィードを作る一番簡単な方法は、メインフィードをコピーすることです。ダッシュボードでメインフィードのActionsメニューを開き、Duplicateをクリックします。アプリが「… (Copy)」という名前でコピーを作成します。コレクション、フィルター、バリエーション設定、Product ID formatは元のフィードと同じで、これによりステップ7で説明するidの一致が保たれます。次に、コピーのActionsメニューを再度開き、Edit (advanced)を選択します。後でフィードを見分けられるよう、「Country feed: France」のようなわかりやすい名前を付けましょう。追加する国や言語ごとにこの作業を繰り返します。
4 国別フィード:通貨またはShopify Marketsの国を設定する
Product feed settingsで、コピーをローカライズ対象の国に向けます。ストアでShopify Marketsを使っている場合は、Market countryをその国に設定します。すると、そのマーケット独自の価格・通貨・ストアフロントURLが出力されます。これはまさにFacebookの国別フィードに必要な内容です。Marketsを使っていない場合は、代わりにFeed currencyをその国の通貨に設定します。どちらか一方を使ってください。両方設定した場合はMarket countryが優先されます。初回にread_markets権限の承認を求められたら、承認してページを再読み込みしてください。国別フィードでは、Language (locale)とExport translated data?はメインフィードと同じ設定のままにします。その国へ専用の倉庫から発送している場合は、フィードの在庫もその倉庫に合わせましょう。Stock settingsでExport stockをExport stock from all locationsからそのロケーションに変更すると、国別フィードの在庫状況にはその国の買い物客が実際に購入できる在庫だけが反映されます。初期設定では、どのフィードもすべてのロケーションの在庫を合計します。
5 言語別フィード:言語とURL形式を選ぶ
言語別フィードの場合は、Multi-language supportまでスクロールします。Language (locale)を追加したい言語に設定し、Export translated data?をストアフロントでの翻訳の提供方法に合わせて設定します。サブドメイン(fr.shop.com。この場合はTranslation subdomainも入力)か、フォルダ(shop.com/fr)のどちらかです。これでコピーは、その言語の翻訳済みタイトル、説明文、商品リンクを出力します。初回はread_translationsとread_localesの承認を求められる場合があります。承認してページを再読み込みすれば、項目が使えるようになります。各項目の詳細は多言語・多通貨フィードをご覧ください。
6 override値を設定する
通常のフィードをMetaの国別フィードや言語別フィードに変えるのが、この項目です。Override column for multi-language feedに、このフィードのすべてのアイテムからMetaに読み取らせる値を入力します。アプリはこの値をフィードのoverrideカラムとして各アイテムに書き込みます。
• 国別フィード:大文字2文字のISO国コード。FR、DE、GB、USなど。
• 言語別フィード:Metaの言語コード。パターンが統一されていないので注意してください。_XXで終わる言語もありますが、大半は国が付きます。Metaのリストからよく使われるものを挙げます。
• en_XX 英語、fr_XX フランス語、es_XX スペイン語、pt_XX ポルトガル語、nl_XX オランダ語、ja_XX 日本語、no_XX ノルウェー語
• de_DE ドイツ語、it_IT イタリア語、pl_PL ポーランド語、sv_SE スウェーデン語、da_DK デンマーク語、fi_FI フィンランド語、cs_CZ チェコ語、sk_SK スロバキア語、sl_SI スロベニア語、hr_HR クロアチア語、hu_HU ハンガリー語、ro_RO ルーマニア語、el_GR ギリシャ語、tr_TR トルコ語、ko_KR 韓国語、ar_AR アラビア語、he_IL ヘブライ語
• zh_CN 中国語(中国)、zh_TW 中国語(台湾)
その他の言語は、Metaのサポート対象の言語と国のリストから正確なコードをコピーしてください。1つのフィードに設定できる値は1つなので、国や言語ごとにフィードを1つ作ります。メインフィードではこの項目を空欄のままにします。メインフィードにoverrideを設定すると、カタログ全体がローカライズ版のコピーになってしまいます。
7 Product ID formatをメインフィードと同じにする
Metaがローカライズアイテムとメインフィードのアイテムを紐付ける手がかりはidだけです。2つのフィードでidの形式が異なると何も一致せず、ローカライズフィードは機能しません。コマースマネージャでは、通常missing(見つからない)や一致しないoverrideとして表示されます。複製したフィードは同じProduct ID format(Advancedエディター下部のOther settings内)になっているはずなので、メインフィードと一致しているか確認するだけで、変更はしないでください。商品自体についても同様で、ローカライズフィードでローカライズできるのはメインフィードに存在するアイテムだけです。idの形式について詳しくは商品IDとFacebookピクセルの照合をご覧ください。
8 保存してフィードURLをコピーする
上部のバーから保存します。フィードが生成され、その後は商品の変更に合わせて自動的に更新され続けます。ダッシュボードに戻り、新しいフィードの行で、gzip圧縮(.xml.gz)のフィードURLの下にあるCopyをクリックします。これがFacebook向けのデフォルトかつ推奨のURLです。次のステップでこれをコマースマネージャに貼り付けます。
9 コマースマネージャで国別・言語別フィードを追加する
Metaコマースマネージャで、すでにメインフィードを使っているカタログを選択し、カタログタブを開いてデータソースに移動します。続いて:
• + 追加をクリックし、ドロップダウンから国または言語のデータを選択します。
• ファイルをアップロードを選択し、ステップ6で設定したoverrideに合わせて国別フィードまたは言語別フィードを選びます。
• スケジュールフィードを選択し、ステップ8でコピーしたフィードURLを貼り付け、Metaが取得する頻度を選びます(毎日がおすすめです)。
• フィードに名前を付け、フィードを保存してアップロードを選択します。
新しいフィードがデータソースに表示されます。正しく機能しているか確認するには、商品タブを開いてアイテムをクリックし、商品ページの国または言語のドロップダウンを切り替えます。ローカライズされた価格、リンク、タイトルが表示されれば成功です。何も変わらない場合は、メインフィードとidを比較してください(ステップ7)。コマースマネージャを開いているついでに、設定 → ローカリゼーションでデフォルトの国と言語が設定されているかも確認しましょう。カタログがメインフィードではなく、ShopifyのFacebook & Instagram販売チャネルから同期されている場合は、そのカタログの価格・セール価格・在庫状況はShopifyが管理するため、Metaは国別フィードからこれらの項目を取り込みません(このフィードの一部の情報を適用できませんでしたという警告が表示されます)。Shopify Marketsの国別価格はShopify自身がそのカタログに送信します。商品の国際的な対応範囲で確認できます。アプリの国別フィードは、このアプリのメインフィードのように、メインソースがフィードであるカタログで機能します。
10 国・言語ごとに繰り返す
ローカライズフィード1つにつき対応できるのは1つの国または1つの言語なので、1つずつ追加していきます。フランス向けの国別フィード(FR、ユーロ)、イギリス向け(GB、ポンド)、フランス語の言語別フィード(fr_XX)、ドイツ語(de_DE)といった具合です。追加が済めば、そのカタログを使うAdvantage+カタログ広告やダイナミック商品広告が、買い物客ごとに適切な価格・通貨・リンク・言語を自動で選びます。国ごとに別のカタログを用意する必要はありません。
よくある質問
Facebookの国別フィードとは何ですか?
Metaカタログ内の補助フィードで、特定の国の買い物客向けに、価格、セール価格、通貨、在庫状況、商品リンクなど地域に依存する情報を上書きするものです。各アイテムはメインフィードと同じidを持ち、FRのような2文字の国コードが入ったoverrideカラムを含みます。アプリでは、メインフィードを複製し、通貨またはShopify Marketsの国を設定して、override欄に国コードを入力すれば作成できます。
Facebookの言語別フィードとは何ですか?
特定の言語を使う人向けに、翻訳済みのタイトルと説明文をMetaに提供する補助フィードです。overrideカラムにはfr_XXやde_DEのようなMetaの言語コードが入ります。アプリでは、メインフィードを複製し、Multi-language supportで言語を選び、overrideに言語コードを設定します。この機能を使うには、ストアでShopifyの翻訳を公開している必要があります。
Facebookカタログのoverrideカラムには何を入力すればよいですか?
国別フィードなら大文字2文字のISO国コード(FR、DE、US)、言語別フィードならMetaの言語コード(fr_XX(フランス語)、es_XX(スペイン語)、de_DE(ドイツ語)など)を入力します。1つのフィードにつき値は1つで、メインフィードのoverrideは空欄のままにします。
言語別フィードで使うFacebook(Meta)カタログの言語コードは?
Meta独自のリストで、形式は統一されていません。英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、日本語、ノルウェー語は_XXを使います(en_XX、fr_XX、es_XX、pt_XX、nl_XX、ja_XX、no_XX)。その他の多くは国が付きます。たとえばde_DE ドイツ語、it_IT イタリア語、pl_PL ポーランド語、sv_SE スウェーデン語、zh_CN 中国語などです。パターンを推測して(de_XX、it_XXなど)入力するのは、言語別フィードが一致しないよくある原因です。
国別フィードと言語別フィード、どちらを使うべきですか?
価格、通貨、在庫状況、リンクが国によって異なる場合は国別フィードを使います。これが最も一般的なケースです。広告文を翻訳したい場合は言語別フィードを使います。両方が必要なストアは、マーケットごとに国別フィード、言語ごとに言語別フィードを追加します。
Facebookの国別・言語別フィードが機能しないのはなぜですか?
ほとんどの場合、原因は商品idです。Metaはローカライズアイテムとメインフィードをidだけで照合するため、ローカライズフィードはメインフィードと同じProduct ID formatを使い、同じ商品を含んでいる必要があります。アプリでメインフィードを複製すれば、両者は同一に保たれます。override値も確認してください。言語コードは1つのパターンに従っていないため(fr_XXなのにde_DE)、Metaのリストからコピーしましょう。また、コマースマネージャで対応するフィードタイプを選んだかどうかも確認してください。
国別フィードで「このフィードの一部の情報を適用できませんでした」と表示されるのはなぜですか?
通常は、カタログがShopifyのFacebook & Instagram販売チャネルから同期されているためです。Shopifyと同期されたカタログでは価格・セール価格・在庫状況をShopifyが管理するため、Metaは国別フィードからそれらを適用しません。Shopify Marketsの価格はShopify自身がそのカタログに送信します(コマースマネージャで商品の国際的な対応範囲を確認してください)。アプリの国別フィードを使うには、このアプリのメインフィードのように、メインソースがフィードであるカタログに追加してください。
国別フィードで1つの倉庫の在庫だけを使えますか?
はい。国別フィードのStock settingsで、Export stockをすべてのロケーションではなくその倉庫に設定します。そうすると、フィードの在庫状況にはその倉庫の在庫だけが反映され、メインフィードはすべてのロケーションまたは独自のロケーションを引き続き使えます。
Facebookカタログを複数の国向けにローカライズするには?
国ごとにカタログを作るのではなく、メインフィードの上にマーケットごとの国別フィードを追加します。コマースマネージャではデータソース → + 追加 → 国または言語のデータから行います。Metaのヘルプセンターでは「カタログのローカライズ」と呼ばれています。各国別フィードにはそのマーケットの価格・通貨・リンクが含まれ、商品idでメインフィードと照合されます。
国ごとに別々のFacebookカタログが必要ですか?
いいえ。メインフィードに国別・言語別フィードを加えた1つのカタログで、すべてのマーケットに対応できます。Metaが買い物客ごとにローカライズされた価格・通貨・リンク・テキストを自動で表示するため、Advantage+カタログ広告やダイナミック商品広告を1つのカタログで運用できます。
Facebookの国別フィードでShopify Marketsの価格を使えますか?
はい。フィードのMarket countryをローカライズ対象のマーケットに設定してください。アプリはそのマーケットの価格・通貨・ストアフロントURLを出力します。これはまさに国別フィードに必要な内容です。その後、overrideを同じ国の2文字コードに設定します。
メインフィードにoverride値は必要ですか?
いいえ、空欄のままにしてください。メインフィードは、すべての買い物客に適用されるデフォルトです。overrideを持つのは、追加の国別・言語別フィードだけです。
Facebookは国別・言語別フィードをどのくらいの頻度で更新しますか?
コマースマネージャでフィードを追加したときに設定したスケジュールどおりに更新されます。アプリは商品の変更に合わせてフィードを自動的に再生成するため、毎日のスケジュールにしておけば、ローカライズされた価格や翻訳をストアと同期した状態に保てます。